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中古の一軒家はこんなところに気を付けて買おう!注意点を教えます!

2019年09月25日

最近では一軒家の所有者が亡くなるなどして、空き家が急増し社会問題と認識されています。リノベーションのテクノロジーも進化を遂げたおかげで、中古の一軒家を安い値段で購入して自分のライフスタイルにあった間取りや設備を備えた住居へと再生すると言うのがトレンドになっているようです。

中古物件ならではの値段の安さでリノベーションに投入できる予算を確保できれば、リーズナブルな金額で理想の一軒家を手にすることも可能になっているのは大きな魅力です。従来の住宅市場では見向きもされなかった、中古の一軒家の市場が盛り上がっているのも、納得できるところです。しかし敢えて新築住宅ではなく中古の一軒家を選択することには、思わぬ落とし穴が潜むリスクが存在しています。そこで中古の一軒家を購入する時のポイントや注意点などについて、御紹介して参りましょう。

まず築年数が経過していると、水回りなどの消耗の激しい古い設備では修繕費が多額に上る傾向があります。古い設備の場合は、修繕費用をだしてもリペアできない可能性があるので想定以上の出費が必要になる事態も危惧されます。
また中古の一軒家は固定資産税評価額がさがるので、十分な担保価値を把握していない可能性があります。担保価値とは住宅ローンの返済などが滞納した場合に競売にかけて回収できる金銭的価値のことです。いくら古い物件とはいえ、一軒家を購入するにはまとまった金銭が必要になります。手持ちの資金が不足するのがむしろ一般的なので、住宅ローンを通過できるかは大きな問題として浮上してくることになります。資産価値が低く評価されて、仮に住宅ローンを組めないとなると、購入することすら覚束ないでしょう。

中古物件を購入する際には、住宅ローンを組めない状況を想定して資金計画を検討する必要があります。また築年数が経過した古い物件では、購入した後に色々なトラブルが判明することが珍しくありません。ここで注意点になるのは、瑕疵担保責任の有無です。瑕疵担保責任とは中古の特定物を販売した場合に、購入後に当初の取引の際には注意を払っていても見受けなかった不具合について前所有者に補償責任を負わせるという民法上の制度です。

しかしながら古い物件では不具合のひとつや二つは見受けられるので、瑕疵担保責任を売主に負わせるのは妥当でないことから、免除することは可能です。したがって中古物件の購入時には事前に瑕疵担保責任の有無を確認する必要があるわけです。

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