こういうところは避けよう!ダメなハウスメーカーの特徴と見分け方
2019年08月09日ブランドイメージや信頼性の高さなどが動機となってハウスメーカーと契約して、一戸建て住宅を建築する方も数多くいらっしゃいます。テレビCMなどのブランドイメージでハウスメーカーを信用して依頼したのに、想定外の対応に戸惑ってしまったり、お住まいについての要望などを伝達することができず完成後に後悔を覚える状況も経験されるところです。
ハウスメーカーが施主などの顧客と直接接触を持つのは、各メーカーの営業マンになります。住宅の施工前から工事中から完成し引渡しを受けるまで、相当長期間、メーカーの営業マンと接触の機会を持つことになるのです。つまりダメなハウスメーカーなのかどうかのポイントは、営業マンの態度や対応にあります。そこで問題のある営業マンの特徴や、傾向などについて検討して参りましょう。
まず典型的な特徴としては、とにかく契約の締結をせかせるというものがあります。本来であれば住宅の設計や間取りなどはじっくり時間をかけて、検討するのが必要です。にもかかわらず契約締結を急かせるのは、競合他社に逃げられるのを防止したいとの思惑があります。もう少し時間が欲しいという顧客の要望を聞き入れない営業マンの態度の背景にあるのは、経営方針が売上重視型に偏っているハウスメーカーの存在があります。顧客の満足度よりも、売上重視型の経営方針を採用している場合は担当者の態度にも、表れるものです。顧客の要望を聞き入れないのはダメな営業マンの典型です。
また競合他社を意識して、別のメーカーの悪口や誹謗めいた意見を営業トークに盛り込んで自社ブランドをプッシュする担当者もいます。ネガティブキャンペーンでしか、自社ブランドを売り込めないのは住宅に関する十分な知識の持ち合わせがないからです。自社のサービスに関する深い知識を身につけていれば、メリットもデメリットも分かりやすく説明できるはず。それが出来ずに競合他社への悪口やネガティブな印象を与える意見ばかりであふれているなら、その営業マンの信頼性は大きく揺らぎます。
また住宅完成後に施主からのクレームがでたり、トラブルに遭遇する事例の背景にはコミュニケーション不足が関係していることが多いようです。何分巨額の買い物になるので、不明な点などは疑問点が解消するまで質問などをするべきですが、営業マンのペースにのせられたまま、工事が進んでしまうこともあるのです。不安な点に真摯に向き合ってくれない営業マンも要注意と言えます。